信濃路に残る懐かしの顔を訪ねて①~長電3600系L2編成~
2020年 09月 26日
関係各位の深いご理解とご協力、そして半ばのあきらめのもと、今年も”ぼくのなつやすみ”を敢行。
期間限定公開の上田電鉄5200系は見てみたいと思っていたところ、元営団3000系である長野電鉄3600系L2編成引退の報を受け、懐かしのステンレスカーをはしごしてきました。
まずは長電の奥の方から。
長電では3500系、3600系の置き換えとなる元東京メトロ03系の3000系がすでに本格運用に入っており、この日の信州中野~湯田中間の区間列車にもこれが充当されていました。
場所を移し、ちょうどいらっしゃった農家の方にお声掛けして果樹園を通らせてもらい、線路際から正面を。
しかし、ついこの間まで日比谷線で当たり前に見てきた車両なので、ここまでテンションが全然上がりません。
次に、元小田急ロマンスカーHi-SEで運転される特急ゆけむりを撮りに、夜間瀬の鉄橋へ移動。
そうこうしているうちに、ここに団体さんがやってきました。どうやらL2編成の乗車ツアーに参加している方々のようです。
と、白々しく書いていますが、ツアーには走行撮影が行程に入っており、駅近傍で最大40名を無理なく案内できる撮影ポイントとしたら、ここしかないだろうと踏んでいました。そして、湯田中まで運転するなら、のんびりゆけむり号のスジを使うしかないだろうと、大方の時間も目星ををつけていましたが、これもほぼ予想どおり。
このあとL2編成は須坂で午前組と午後組を入れ替えてから長野の方にくるはずなので、朝陽の方に移動します。
現役の頃は暑いし、古くさいし、少年心に日比谷線のイメージがあまりよくありませんでしたが、いまとなっては懐かしい顔ですし、コルゲートがかっこいい。
おでこの曲線とベコベコ感が風格を醸し出しています。
できれば次回は乗ってみたいところです。
by onion50
| 2020-09-26 21:12
| 鉄道